[今週の喝]第629号 (2017.5.8~2017.5.14)

潜在意識の大活用・あなたが変われば全てが変わる

成功への道しるべ!  この世は全て催眠だ  372

 

「人は頭脳明晰だけでは生きて行けない!!」
                                 
 
 さて、現在M&U SCHOOLのホームページが、サーバー契約切れで皆様の手元で閲覧できなくなっていることをお詫び申し上げます。
 このHPを担当していた印刷会社の社長が、コンピュータやホームページをより多くの人に見てもらうためのテクニックに長けていることで、自らHPの管理更新を引き受けてくれておりました。その社長が先般、時運に見放されたのか、会社を倒産させてしまいました。その時、我がSCHOOLの多くの有志は、負担を軽減するために色々とレスキューを試みましたが、彼からは「梨のつぶて」……何の音信もないまま、5月1日付けでサーバー契約切れとなり、他の人に引き継ぐことを拒否したかのような恰好になってしまいました。ここに深く、お詫び申し上げます。
 会社倒産という人生最大の危機に、ホームページ更新どころではない心情は察しますが、それはそれ、彼も今は一介の人間として、これからもシッカリと生きて行かなければなりません。その為にも、「立つ鳥、跡を濁さず」の喩えにもあるように、“公”を優先して欲しかったと感じております。
 人間の法則である、「貧すりゃ鈍す」の証しのような今回の事象に、SCHOOLの皆さんは、心新たに「人間の在り方」を再確認しようと、より一層の学びを進めております。
 彼は、頭脳明晰、素晴らしい感性を持った人ですが、新しい印刷技術開発のための投資や世間の受け入れ態勢が儘ならず、今回、倒産の憂き目を見たのです。しかし、我が校の多くの税理士の方や、また同業の方々が将来の再独立に支援の手をさしのべようとしていた矢先の出来事に、みなさん唖然としていました。
 人間は、頭脳明晰性だけではこの世を生きて行くことは出来ません。そこに必要なもう一つの条件は、人間性=人格です。

 

★★「騙す」より「騙される」方が良い!?★★

 では、今回の事象に至る前にSCHOOLのみんなは手をこまねいていただけなのかと言うと、そうではありません。倒産という人生最大の危機に対しても、頭脳明晰性のみならず、その人間性を信じて、多くの皆さんは、社会性を顕示してくれるものと期待すらしていたのです。ですから、彼に裏切られたという感覚は全くなく、むしろ期待外れの感が我々を失望させています。
 さて、この事象が起こる前に、大勢の方が事後の対処対策案を示して下さいましたが、敢えて私はこの事象が起きることを“是”としたのです。それは、私が30年前に開校したM&U SCHOOLは、人間の情理や情則(無意識の心の動きと心の法則)を研究提示し、人生の成功の為にどうあるべきかを体現する実科学校を開校精神として創設したからです
 人間は放っておけば、無責任で下品、且つ卑しくなってゆきます。だからこそ、学ぶべき学校が必要と考えました。その考えに至ったのは、私自身、何の才能もない(と思っていた)一介の子供を、その奥に秘められていたのか、それとも、新たに植え付けて下さったのかは定かではありませんが、Fluteという楽器を与え、本来誰もが嫌がる練習に駆り立て、その達成感が練習という“苦”をしのぐ「快感」であることを教えて下さった“師”と邂逅したのです。この、人生を変えるような出逢いがあって、私は「学ぶ」ことの重要性を感じ取ったのです。
 ある日、私は師・得津武史先生に、
 「何故、私にあのように音楽を叩き込んで下さったのですか」
と、尋ねたところ、
 「そこに、お前が居ったからや!」
という明快な答え。後年、“縁の法則”を分かり易く説いて下さったと分かったのは、私が35才(M&U SCHOOLの創設年)の時でした。
 人は出逢いによって、人生が素晴らしいものに変わるか、諍(いさか)いの種が蒔かれ、欺(ぎ)瞞(まん)や裏切り、それに比した「やられたからやり返す」リベンジ(報復)の嵐を生じさせるかに分かれます。私は、子供の時より父親に、
 「人間は、騙すより騙される側にいる方が、将来、必ず再生する
と教え込まれ、一遍の詩を伝えてくれました。それは、
 「倒されし竹は再び立つれども、倒せし雪は跡形もなし!」
というものでした。
 人間の更生とは、相手を信じることからしか始まらないことを私は身を以て教えられ、また、私もその通りであることを実感しております。
 ですから、私は多くの企業の研修を担当させてもらっていますが、どの企業とも、「契約書」なるものを交わしません。契約書とは、約束を破ることを前提にしたストッパーですから、当初から相手を疑って掛かることになります。そんな状況で、まともなLessonなどできる訳がありません。また、疑念の中で学ぶことも不可能です。
 このような状況下で、私自身を決断させたのが、我が父の座右の銘「倒されし……」だったのです。正に、人間は学ぶことによってのみ廉恥心(恥を知る感性)が備わるのであって、平気で、または恨みをもって人間と接する感性は、やがて催眠法のように潜在意識に刷り込まれ、無意識に自分自身をリベンジの正当化へと導き、その人生は「衰老の辛酸」という人間最悪の終焉で幕を閉じます。
 もし、この「喝」を読んで、何か心に感じたなら、意地など全てを棄てて、潔くみんなの前で、未来の夢を共に語り合いたいものです。倒産という所業はそれで終わりではなく、単なる人生の一過程に過ぎないのですから……。

               この続きは、来週のお楽しみ……('-^*)/